「キスって、したことある?」
そう言われて僕は言葉に詰まる。
300年以上生きてはいるが、そういった経験は実は持ち合わせてはいない。
もちろん知識としては知ってはいるが、ただそれだけのことだ。
「あ、ないんだ♪」
気のせいかジョミーの顔が喜びにぱぁっと輝いたような…悪かったね、齢300歳を過ぎてキスもしたことなくてだね。
ヒトがキスしたことないのがそんなに嬉しいか!…いやいや、年を取ると僻みっぽくなっていけないな。
午前のお茶の時間の話題にしては少し濃いような気もするが、好きな子でも出来たんだろうか。
「じゃあ、誰かとしたいと思ったことは?」
何だろう、何だか遠回しに探りを入れられているようだな。
「ボクはあなたとしたいんだけど」
ごふっ。
いきなり直球で来たか! 油断した。嗚呼、ジンジャーラテが変な方(器官)に入ってしまった!
「ダメ?」
むせ続ける僕の背中をさすりながら(何やら介護っぽいんだが…)ジョミーが続ける。
いや、ダメ?と言われてもだね。
「もうばれてると思うから、ぶっちゃけ言っちゃうけど」
ぶっちゃけ…懐かし系若者コトバか…今使ってもOKなのか?いやそれよりもそんな事を考えている場合なのか? 違うだろう、ソルジャー・ブルー(もう引退したけれども)!
そして誰がどう見ても「おじいちゃん、大丈夫?」的な構図で僕は告白をされた。
「ボクはあなたが好きだ」
【ボクハ アナタガ スキダ_1】 2007/12/26/Top
なんとなく続きそうです。
先日インスタントのジンジャーラテを購入しました。
これがまった、ものすごいしょうがしょうがしててですね。べっくら美味かったです☆